きっぷの日付印字用 「ダッチングマシーン」
駅窓口で硬券切符を購入する際に、「ガチャン!」 と日付を押す印時器。 その名はご存じ ”ダッチングマシーン”
いまJR線で日常これを使用しているのは、北海道のごく一部の駅のみでしょうね。ただ、私鉄では今も硬券入場券を使用している駅がまだあり、特に地方私鉄ではまだまだ多くの有人駅で目にする機会があります。
今現役なのは、そのほとんどが東京の 「天虎工業株式会社」 製で、1966年から1990年代前半まで、約四半世紀のあいだ製造されてたようですが、今はもうこの会社を含め、ダッチングマシーンを作ってる国内メーカーは有りません。
また、戦前から1960年代中期までは、「菅沼タイプライター株式会社」 製のダッチングマシーンがほぼメインで使われており、構造的には両社ともほぼ同じですが、菅沼式は今は殆ど見かけなくなりましたね。
自宅にある両方の印時器をちょっとご紹介です。

お馴染みの天虎工業株式会社製ダッチングマシーン。右側のビスにぶら下がってるレンチは日付ダイヤルを廻す道具。

こちらはもっと旧い菅沼タイプライター株式会社製ダッチングマシーン。

上: 「北高岩100円券」 が天虎工業製での印字。 下: 「御堂100円」 は菅沼タイプライター製での印字。・・・それぞれ微妙に書体が違いますね。

日付を翌日へ更新するには、前カバーを開けて、握り拳のような形の印字ダイヤルを付属のレンチで廻します。
いまJR線で日常これを使用しているのは、北海道のごく一部の駅のみでしょうね。ただ、私鉄では今も硬券入場券を使用している駅がまだあり、特に地方私鉄ではまだまだ多くの有人駅で目にする機会があります。
今現役なのは、そのほとんどが東京の 「天虎工業株式会社」 製で、1966年から1990年代前半まで、約四半世紀のあいだ製造されてたようですが、今はもうこの会社を含め、ダッチングマシーンを作ってる国内メーカーは有りません。
また、戦前から1960年代中期までは、「菅沼タイプライター株式会社」 製のダッチングマシーンがほぼメインで使われており、構造的には両社ともほぼ同じですが、菅沼式は今は殆ど見かけなくなりましたね。
自宅にある両方の印時器をちょっとご紹介です。

お馴染みの天虎工業株式会社製ダッチングマシーン。右側のビスにぶら下がってるレンチは日付ダイヤルを廻す道具。

こちらはもっと旧い菅沼タイプライター株式会社製ダッチングマシーン。

上: 「北高岩100円券」 が天虎工業製での印字。 下: 「御堂100円」 は菅沼タイプライター製での印字。・・・それぞれ微妙に書体が違いますね。

日付を翌日へ更新するには、前カバーを開けて、握り拳のような形の印字ダイヤルを付属のレンチで廻します。
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