函館本線 張碓駅の80円入場券

かつてJR函館本線の銭函~朝里間に、秘境駅「張碓駅」がありました。

今から35年前の1978(昭和53)年10月2日に無人化され、その後季節駅に格下げ、15年前の1998(平成10)年に通年完全休止化、そして2006年には解体されました。

秘境駅としてクルマでも入れず、人家もなく、マニアックな場所だったようですが、私は過去に何度か近くまでは行っていながら、駅そのものには訪問せずじまいで、今思えばもったいなかったと思います。

昭和53年10月2日の無人化当時、入場券は80円額面の時代でしたが、80円に賃上げ改定になったのはこの年の7月8日から。それから3カ月弱での無人化ゆえに、現存枚数は極めて少ないようです。

その後、海水浴シーズンに臨時出張駅員が張碓駅で乗車券のみを発売した例もあったようですが、長くは続かなかったみたいですね。

自宅にある張碓駅の切符を少しご紹介です。

1994.7月 朝里~銭函

1994年に撮った旧:張碓駅付近でのED76+オハフ51系  もうずいぶんここのお立場を訪れていません。

張碓駅80円入場券

53.10.1 が最終日付になりますが、おそらく150枚前後が売れたか、あるいは廃札券として何枚かが出廻ったかもしれません。印刷所で果たして何枚刷られたのか興味深いですね。

張碓80円 3枚

市場によく出回っている、53.7.29 の日付です。無人化でプレミア券になるのを見越して、当時まとめ買いされた方がいたのでしょうね。

張碓160円

こちらは乗車券。無人化後にも夏の海水浴シーズンに、出張駅員が手売りで販売してたようですね。

張碓220円

こちらはJR地紋の乗車券。小樽築港駅発行になっています。
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張碓駅

こんばんは。
昨日、札幌から小樽に向かっている車窓から、張碓駅があったのはどこなのだろうと外を眺めていたところでした。結局、列車に乗っているときには痕跡などに気付くことはできず、そのまま小樽に着いてしまったのですが、こちらの記事のお写真を拝見し、海に突き出た大きな岩は車窓に映っていたように感じています。
車窓に海が見えた後の、山と海に挟まれて走る列車は、いつに乗っても魅力がありますね。
20年前には、客車列車も走っていたのだと思うと、その時代の鉄道の雰囲気も感じ取ってみたいとも思ってしまいます。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/

電気機関車

こんばんは。
今でも有名なこのお立ち台からの写真ですが、見慣れないせいで電気機関車が走っている姿はなんだか特異に感じてしまいます。架線が張ってあるので走って当然なのですが。当時はED76が配置されていたのですね。

Re: 張碓駅

風旅記さんこんばんは。コメントありがとうございました。

そうでしたか。最近ココを乗りテツで通過されたとの事ですね。乗っても最高のロケーションで、私も好きな場所です。とくに小樽の祭りのときに夜は車内から海側に花火が見れてなかなかオツなモノです

今頃この張碓の恵比須岩は真っ赤に紅葉してるでしょうね。

Re: 電気機関車

monさんこんばんは。コメントありがとうございました。また、先日は有難うございました。

この画像を撮った3カ月後にJR北海道は客車鈍行を全廃。ED75にそっくりのED76-500番台も運命を共にし鬼籍入りしました。

これ以来JR北海道は青函ルート以外では電気機関車は姿を消し、およそ20年が経ちました。mon様の年代の方々だと特異にお感じなのも納得ですね。今は今で、運がいい日はC11+旧型客車の送り込み回送をここで俯瞰撮影するチャンスもあり、また訪れてみたいです。
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レイルファンにっしー

Author:レイルファンにっしー
週末中心にお出掛けの既婚会社員です。子供時代の1980年代からの現在に至る鉄道趣味記録をアップしていきます。

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