士幌線 十勝三股駅の80円入場券  ( 昭和53.12.24限りで休止 → 昭和62.3.23 路線廃止)

今から35年前の12月24日 、都会はXmasイルミネーションで賑わい、ピンクレディーのUFOや、山口百恵さんの“プレイバックPart2"などが街に流れてた頃の出来事です

人家もまばらな北海道のローカル線:士幌線の末端部 糠平~十勝三股間18,6キロが国鉄初の運行休止区間となりました。Wikipediaによると、当時のこの区間は1日の利用者が6人、営業係数は22.500円だったとか・・・。

これは起点の帯広~糠平間の営業係数の20倍にも上る収支値で、士幌線全体の赤字の大きな原因にもなってたみたいです。かつては木材輸送で賑わった十勝三股の街はすでにゴーストタウンだったんですね。

当時まだほんの子供だった私はもちろん現地を訪れることなどなく、いろんな文献で当時を振り返るのが関の山ですが、大人になってから当時の切符を手に入れる事ができたのはせめてもの救いです。その一部をご紹介です。



※追記 :北海道入場券の研究にお詳しい方からコメント欄に興味深い情報を戴きました。

お話によると、十勝三股80円入場券は、営業休止後に流出した廃札券に、最終日日付を「事後印字」したモノが市場に多く流通してるそうですね。やはりというか、切符業者の方が大量に仕入れられたのでしょうか??
画像4枚目の右上券がその例で、真券と廃札券のちょっとした見分け方もご教授戴き有難うございました。


101019n004-2.jpg

鉄道ホビダス編集長さんHPで紹介されてた十勝三股の画像をコピーさせていただきました。一度私も観て観たかったです。1975(昭和50)年の様子だそうです。

101019n006.jpg

こちらも鉄道ホビダス編集長さんHPで紹介されてた十勝三股の画像をコピーです。背後にある車両基地や車庫・ターンテーブルなどが、かつて高度経済成長時代に駅が華やかかりし頃のなごりでしょうか。

DSCF8200 131222 十勝三股

営業最終日の十勝三股駅の入場券。正規に駅で売られた発行枚数は200~300枚だそうです。

DSCF8199 131222 十勝三股

自宅に今あるのはこの4枚のみ。状態は比較的良好です。

DSCF7439 十勝三股から帯広

十勝三股駅発行の、起点帯広行きの乗車券 最終日付です。

DSCF7442 十勝三股 乗車券

営業休止の昭和53年12月25日以降から、完全廃止前日の昭和62年3月22日まで、この硬券乗車券が転換バスで使われてたそうです。転換バス自体は路線廃止後も近年まで運行されてたみたいですね。
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士幌線

こんばんは。
本年も、どうぞ宜しくお願い致します。
全国のローカル線が次々と廃止された頃には、まだ一人で旅することは叶いませんでしたが、こちらの士幌線はできることなら一度乗ってみたかった路線の一つです。
営業休止になる程の、本格的な人口希薄地域を走っていたこの路線、車窓や駅の雰囲気はさぞかし旅情に溢れていたのではないか、と想像しています。
記事を拝見し、廃札券が流出している、というのには、流石に驚きました。切符の収集も、真贋の目利きが必要なのですね。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/

Re: 士幌線

風旅記さんこんにちは。コメントありがとうございました。今年もよろしくお願い申し上げます。

私も行きたかったです。十勝三股。 運行休止後もそのまま駅施設は残り、路線廃止後も90年代前半までそのまま周囲の木々の成長で原野に埋もれてたようですね。

こうして切符で当時を偲ぶ事が出来るのは幸いですが、それにしても日付や印字様式での研究も出来る点で、なかなか稀少切符の収集は楽しいです。
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レイルファンにっしー

Author:レイルファンにっしー
週末中心にお出掛けの既婚会社員です。子供時代の1980年代からの現在に至る鉄道趣味記録をアップしていきます。

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